日々の寝言

ひつじの見ている長い夢

今更、映画『クワイエット・プレイス』を酷評するだけの回

 昆虫採集に行ける時間がなくなり、すっかり映画の感想を語るblogになりつつある、そんな夢見る白羊です。今日はタイトルで述べた通り『クワイエット・プレイス』をぼろくそに叩きます。僕としては、このネタバレ記事もこのクソ映画も見ないという選択が一番賢いと思うので、ここから先は夢見る白羊くんと一緒に嫌な気持ちになりたい!という人だけ読んでください。

 

 

【大まかな話】

 世界に突如現れたクリーチャー、そのクリーチャーには聴覚が発達した代わりに盲目という弱点があるということに人類が気づいた時すでに遅し、大半の人類は滅びてしまった。そんな世界を運よく生き残っただけのまぬけな一家が、「どうすればこの狂った世界で生き残れるか?~今すぐ実践できるサバイバル術~」を教えてくれるというのが大まかな話です。

 

【酷評】

 確かに、物語冒頭から主人公たちは足音を立てないように靴を脱ぎ、更に砂を敷き詰めて道代わりにし、会話は手話で行うという徹底したサバイバル術を駆使しています。

 だからこそ、5才ぐらいの子供から音の出るおもちゃを取り上げた後、なぜ普通に子供の手の届く位置に置いたのか(当然、叱られた子供がもう一度おもちゃを拾った)、その家族の中で一番小さな子供を最後尾で歩かせたのか(当然、子供はおもちゃの音を鳴らしてクリーチャーに殺されました)、疑問に思ってしまうんですね。

 この物語冒頭のミスが、せっかく面白い設定かつシリアスな世界観を台無しにしてるんですよ。しかも、親父は後にこの事件を「誰も悪くない」と言います。聞き分けのない、考える力のない小さな子供だからこそ、親が責任を持って世話しなきゃいけないのに、なぜ大人が二人も居て、子供を最後尾にして歩かせるのか、例え音の出るおもちゃを持ってることを知らなくても、小さな子供が目を離すとフラっと居なくなる危険性を考えられなかったのか、モヤモヤします。

 

 「まあ落ち着きなよ、白羊くん。パニックホラーはモンスターの出現に明確な説明がないように、物語が始まる前の設定には目を瞑るのが、ホラー映画を楽しむ姿勢だよ。」

       みたいな事を言う人も居るでしょう。

 確かに、その言い分は正しいと思います。実際、映画のタイトルロゴが出るのもこの子供が死んだ後ですし、世界中の人間が為すすべなくあっさり滅びたのと同じように考えれば納得はできます。

 

 でも、このバカ夫婦。タイトルロゴが出た後、母親がシレっと妊娠してるんですよ

 

 

 食料は?

   離乳食や粉ミルクも手に入るの?

                   赤ちゃんの泣き声はどうするの?

      お前らみたいな親じゃどうせまた子供死ぬよ?

 

 

 こんな気持ちを抱えたまま、賢いんだかガバガバなんだか分からない一家の、謎のヒューマンドラマを残りの80分間見せられる映画。

 

 

  それが『クワイエット・プレイス』です。

 

 CMの段階で面白そうだと、いつか見ようと楽しみにしてたので、とても残念でした。

 土曜日だからと映画なんて見ないで、大人しくエロフラ漁ってた方が良い、そんな謙虚な気持ちになれるクソ映画でした。

 ※ちなみに僕のおすすめエロフラは「えろす症候群」です。全アルバム解放版のリンクを張ろうと思いましたが、エロフラは自分の手で見つけて、自分の手で攻略するのが一番達成感があると思うので、ここではタイトルの紹介に留めました。

 

 次は、僕が心の底から面白いと思った映画と出会えた時に、またお会いしましょう。スポンサーは、夢見る白羊でお届けしました。

ディズニーが送る異色の青春ミュージカル・ゾンビ映画『ゾンビーズ』が名作だったから紹介するコーナー

 おっすおっす!ここのところ気力が湧かず、アニメとVtuberと映画だけを見る生活を続けている、夢見る白羊です。今日は、パッケージやあらすじで面白いと直感したものがすべてクソ映画続きだったので、名作と出会えた喜びを書き残したいと思いblogを更新しました。

※物語の本質に関係ない程度のネタバレ、ゾンビ映画ネタを含みます

 

あらすじ 

 最初に、このゾンビーズという映画は突如現れたゾンビによるパンデミックが収束した世界を描いた作品です。なので、ゾンビとの戦い、サバイバル生活をするといったゾンビ映画にありがちなシーンは一切出てきません。

 パンデミックから50年後、人間の化学力はゾンビを元の身体に戻すことはできなかったが、鎮静剤を投薬し続ける腕輪の開発により理性だけは取り戻すことができた。そもそもゾンビに噛まれず腕輪なんか付けれる時点で、ぞこまでゾンビという存在が脅威という訳ではないんじゃ…人々はゾンビと共存する道を選んだが、それでも偏見はなくならず、ゾンビはフェンスとゲートで管理されたゾンビ専用の街で暮らしていた。

 

 この物語はゾンビタウンに住むゼッドが、人間の高校に転校することで始まる......

 

 

所感

 ここまでの話でゾンビ映画が好きな人なら、『ゾンビーノ』の未来であったり、制作ディズニーのミュージカル要素といった点から『ウォーム・ボディーズ』を連想することでしょう。僕はしました。(『ゾンビ‣リミット』?知らない子ですね)

 

 最初に言わせてもらうと、この映画、ゾンビを含む登場人物が美男美女揃いです。主人公のゼッドに至っては色男すぎて夢見る白羊と並んだら間違いなく射殺されるのはジンギスカンです。それくらい魅力に溢れたキャラクターが多いので、ゾンビが苦手な人でも見やすいこと間違いなしです。

 また、ミュージカル要素を過分に含んでいますが、『サウンド・オブ・ミュージック』しか嗜んでいない僕でも十分に楽しめる内容、ディズニーにありがちなふわふわした夢のようなミュージカルというよりは、歌と踊りが好きな人々の祭りといった感覚のものだったので、ここもおすすめのポイントです。

 更にディズニーの映画なので、登場人物が皆良くも悪くも根がまっすくで素直であり、よくホラーやゾンビものにありがちな見ていて不愉快になるレベルの馬鹿やひねくれ者が居ないというのも、いや!流石ディズニーさんです。ヘヘッ

 

 

 内容に関してもゾンビ映画にありがちな、ゾンビ自体や発生に関する詳しい説明が無い点も、そこが物語の主題でないため問題ではありませんし、あくまで地方で実験的にゾンビと人を交流させているだけなのでゾンビの管理や社会形態といったことも描く必要がありませんし、話に矛盾という矛盾がないので、ゾンビ映画特有の説明不足にイライラする人にもおすすめです。

 ちなみにゾンビ映画特有の説明不足だったり現実的に絶対おかしいという点にイライラして仕方ない人には『バタリアン(シリーズもの)』『ブレイン・デッド』がおすすめです。アイツら骨だけで動くのでもはやゾンビじゃなくて呪詛系のナニカです。

 

 

 もし、このディズニー様が産みだした後世に残り後進のゾンビ映画にも多大な影響を与えるであろう『ゾンビーノ』で異色系ゾンビ映画に興味を持ったという方がいましたら、ウォーム・ボディーズを是非見てください。        

 ※こちらは少しグロ要素もあります

 

 他にも似たような異色ゾンビには『ゾンビ・リミット』や『ゾンビ・ガール』もありますが、こちらは登場人物や物語に結構なイライラ要素が含まれているのでご注意ください。正直『ゾンビガール』は冒頭と真ん中とクライマックスを繋げただけのダイジェスト20分版の方がよっぽど面白いしストレスも溜まらなさそうな内容です。

 

 

最後に

 この映画は2019年2月15日現在Amazonプライムビデオに入っています。

 

  

  皆さんもAmazonプライマーになりましょう!

 

 

 

 特にニコニコの会員の方はさっさと退会してAmazonプライムキズナアイのメンバーシップに加入しましょう。

 

 以上、夢見る白羊がゾンビ映画をおすすめするのコーナーでした。僕がニコ厨かフェミさん()に消されていなければ、また次回の記事でお会いしましょう。

 

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キモオタ・ロック ~90年代夢見ガチ勢~

 どうも、複数の記事を思い出したようにちょこちょこ更新している夢見る白羊です。今日は僕の趣味の、音楽に関する話をしたいと思います。

 

 まず僕は多趣味な上に忘れっぽいため、結局自分が何を好きなのか自分自身で分類できないという問題を抱えていて、これによって自分の好きそうなものを新しく見つけるのが非常に困難になっているんですね。(最近の例だと、生き物が好きだということを15年間忘れていた、プレイしてきたゲームにモンスター・動物の採集・飼育系が多い傾向に気が付く、といった感じ)

 そこで、今日はたまたま自分の好きな音楽の共通項、ジャンルを見出すことができたので、備忘録兼自分語りがてらこの記事を書くに至りました。

 

 

 

夢見がちだったりどこか幻想的で、悲しみや孤独を覚える....でも...居心地はそんなに悪くない........

 

 いきなり何言ってんだこの羊は…と思った方もいるでしょうが、一言で表現するとこういった曲が好きなんですね、僕は。

 

以下に好きな曲を羅列すると ※ジャンルは作者が明示したものではなく、僕の独断と偏見です。

 

【ボカロックバラード】

『キライミライ』嘆きのP https://www.nicovideo.jp/watch/sm18706913

『クロウガール』YonoP  https://www.nicovideo.jp/watch/sm17298554

『夢魅鳥』azuma https://www.nicovideo.jp/watch/sm17700880

『リトルガールアニマージュ』-くらげP https://www.nicovideo.jp/watch/sm23393217

『ぼくらのマーチ』-くらげP https://www.nicovideo.jp/watch/sm17404582

『シーベッドタウン-くらげP

『それから、』-くらげP https://www.nicovideo.jp/watch/sm21730905

『タタルタ』-くらげP https://www.nicovideo.jp/watch/sm22503876

 

シューゲイザー

『寂莫たる世界の終末は』

『虚空と光明のディスクール

フラッター現象の顛末と単一指向性の感情論』

『3 A.M. ディテクティブ・ゲーム  

 

渋谷系ポップ】

Young, Alive, in Love 恋とマシンガン-Flipper's Guitar https://youtu.be/49FIk8nPybw

『透明ガール』NONA REEVES

『LOVE TOGETHER』NONA REEVES https://youtu.be/E-fxS_7lKPM

 

【EDMバラード】

『Sunset Tea Cup』YUC'e https://youtu.be/jnBCd0oVIMY

『ミラクルシュガーランド』-Yunomi https://youtu.be/2FtVcnupEYg

 

【Future Bassバラード】

『Mirror』-HoneyComeBear https://youtu.be/8Kw5HUVh_lY

 

 

 元々ロック系は軒並み好きなのでそれはいいとして、ボカロ曲は大抵合わないのに、ゆかりさんの曲には好きなものが多い。ポップ系はあまり好きではないのに一部は親の声より聴いている。EDMのような明るく激しい曲は苦手なのにどこか惹かれるものがある。バラードやラブソングは基本的に身体が拒絶するのに対し、稀に口ずさみたくなるほどの曲に出会う。

 こういった一見矛盾に思える  ”好き”  を持っていたが為に、今まで自分の嗜好性が理解できなかったのですが、その共通項がやっと分かったんですね。

 

 曲の羅列の前に述べた一言を無理やりジャンルにまとめるなら、

   

  渋谷系バラード+α(ロックなどの他ジャンル)

あるいは大雑把に、オルタナティブバラード、なんて造語でも呼べそうですね。

 

 

 

 

 さて、分類が終わったので次は、なぜこのような嗜好性を持つに至ったか考察を試みます。

 

    

 

   ずばり、僕がキモオタだから、この一言に尽きると思います。

 

 要するに、人の輪に入れない。

 たとえ集団に属しても常にどこか疎外感を覚え、イベントごとも遠巻きに眺めて、少し離れたところで皆の笑い声や喧噪を聴いている...

 

この、自分の世界に籠る傍観者としての立ち位置、その時の心情がまさに、

夢見がちだったりどこか幻想的で、悲しみや孤独を覚える....でも...居心地はそんなに悪くない........

という一言に表れているんですね。

 

 

 だから、自分の気持ちを代弁してくれる、こういった曲を好む傾向にある。

 それだけの話でした......

 

 

【バンめし♪】栗花落夜風の、『シンクロフィッシュ』完成までに関する考察

 バンド結成後、まず最初に生まれるであろう個人曲の考察に役立つよう、blogやラジオでの発言と、そこから読み取れるものをメモしておく。

 

 

2018年8月15日のポスト

 

第1回目のラジオでも語っていた鮎に対する思い入れの理由

:川を自由に泳いではいるが結局町からは逃れられず、最後には捕まり老舗料亭で郷土料理として殺される。

栗花落:自由気ままに生きている自分も、最後には伝統ある老舗料亭の女将として意志を殺される。

    

  鮎も自分も行きつく先は変わらないと、鮎と自分を同一視している。

 

 

伝統を嫌い、町からの “脱走” を企てる理由

 自然豊かで素晴らしい町ではあるが、人々がその素晴らしい町とその伝統を守るために生きて、自分たちの作り出した伝統という神様に自由意志を奪われてしまっている。

 ひなビタ♪でイブが古くさいものはダサいと嫌っていた本当の理由が、新しいものを排斥し、いつまでも古いものに縋る人々の姿がダサいからというものであったように、栗花落も伝統や町自体を毛嫌いしているというよりかは、あくまで伝統に凝り固まった人々が嫌い。そしてこの場所に居続ければ自分もそうなってしまうという恐怖から町を離れようとしていると思われる。

 

 

 

 

空の飛び方の意味

 ひなビタ♪においては、辛いことがあってふさぎ込んでいた咲子に、イブが綺麗なものを見つけるには自分が笑顔になる必要があると教えた。

 栗花落の場合は、白兎先生が喋ることを面倒と言う彼女に、自分の思いや考えを伝える効果的な手段の一つとして音楽を、バンドという翼を提示された。

 

 

バンドを結成する意味

 自分が外へ出ずともバンドを結成すれば、町に訪れる観光客から外の話を知る機会が生まれ、そして何よりも音楽に込められるメッセージが、自分や町の未来を変える力となる。これは高校生という親の同意なく一人で生きていくことが難しい立場を考えたときに、もっとも現実的な方法である。

 旅館の手伝いでも話は聞けるがメッセージ性は生まれず、そもそも彼女の当初の目的からズレている。

 また、一人で見る夢は妄想で終わるかもしれないが、仲間と追う夢はそれが叶う叶わないに関わらず、追いだした時点で必ず現実の活動となるため、バンドを組むという必要があった。

 

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 2018年9月3日のラジオVol.5

 

栗花落『空はどこまでも広く自由で、誰のものでもない。』

自分とは違い自由にどこへだって行くことができる空=憧れの象徴

 

栗花落『この町の空は好きだ。広く自由で、どこにでも繋がっているから』

町も、この空と同じように変われるかもしれないという希望の示唆

↑ここ絶対テスト(曲)に出るから覚えといて下さい

 

www.youtube.com

 

 

2018年9月10日のラジオVol.6

 

伝統と、名前という親の期待に呪縛されている千代を気に掛ける栗花落

 

 (苦手なものの話題においての会話)

千代『絶対栗花落さんの弱点見つけて、いつか私の言うこと、何でも聞いてもらいますから!』

栗花落『お前にどんなことを命令されるのか、楽しみにしとく』

 

これは決して百合発言ではなく

 親や町の意志でしか行動しない千代が、初めて自分の意志でどんな願いを口にするのか、その第二の誕生を楽しみにしているという意味なので、栗花落が千代に恋愛感情だとかマゾヒズムだとかを持っているという話ではない。

 

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2018年9月24日のラジオVol.8

 

夜景の話題において、

栗花落「確かに町の明かりは綺麗だ、(略)、明かりが綺麗なのも真っ暗な空のお蔭だ。」

伝統の煎餅を食べて、

栗花落「職人のこだわりが守る伝統の味はいいな、縛られてるんじゃなくて守ってるのが良い」

 

Vol5での考察でも述べた通り、

空(=自由)があって、町の営みは美しいものとなる

栗花落が食べた煎餅も、職人が自分の意志で守っている味だからこそ美味しい

        

        栗花落は伝統自体を否定はしていない 

      ↑8月15日のポストの伝統を嫌い、町からの “脱走” を企てる理由の項の補論

  

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白兎団本部放送 第1回

 

白兎団の活動目的

つまらない日常を脱出しドラマチックな日常を過ごすこと

白兎先生曰く、

栗花落「つまらない日常とは他人の世界に生きること。ドラマチックな日常とは自分の世界に生きること、だそうだ。」

 

栗花落の場合、

栗花落「私が住む町八幡町は、古くから伝統というものに支配されている。」

栗花落「親は子に教えを伝え、子はその子に伝えていく。」

栗花落「だが、親と言えども他人だ、自らが自分のことを考えなければ、それは他人の人生を生きることになる。」
栗花落「私にとってドラマチックな日常とは、この町の束縛から脱出し自分の力で、自分の意志で決めた未来を掴み取ることだ。」 

 

栗花落が作ったオリジナル曲『シンクロフィッシュ』お披露目後、

栗花落「この曲は、私なりの脱出の歌でもあるんだ。」

 これは、自分の世界とそこに生きる自分の意志を歌っただけでなく、自分の意志を込めた言葉によって同じ想いの人間を探し、共に脱出をするという願い。つまり、これからバンドの仲間になるだろう人間へのメッセージ性も込められているということ。

 

youtu.be

オタクはちょろいからすーぐオタク趣味の女を囲うという話

 どうも、シロちゃんの毎日投稿だけを生きがいにしている夢見る白羊です。

 

 今回は、なぜバーチャルYouTuberが流行ったのか、その理由をサブカルチャーオタク、この二つのワードを元に紐解きたいと思います。

 

 

 まず、日本人はとりわけ第三者に自分の主張を代弁させたがります。Twitterを見ていれば、よく外国人に正論()を言わせたがる腐女子が目に付くでしょう。そして、オタクの場合は、何かと世間から否定的に見られがちな自分たちのサブカルチャー的趣味を、JKなどのうら若き乙女を用いることで正当化を計ります。その例は、社会現象にもなった、JKにオタクの趣味を代弁させた漫画であるらき☆すたや、バンド活動を描いたけいおん!、ミリタリーであればガールズ&パンツァー』『ストライクウィッチーズ』、他にもばくおん!!』『ゆるキャンなど枚挙にいとまがありません。アニメや漫画に限らず、オタクがゲームをする女の子を好むのも、自分の趣味を代弁・理解して貰いたいという思いが根底にあるからだと考えられます。

 

 これまでの論を踏まえると、見た目が二次元の可愛い女の子がゲームをプレイし、他の女性Vtuberと百合営業をし、漫画やアニメ、ニコニコ、引いては実況者などのサブカルトークをするVtuber は……

 

 

 

つまり...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キモオタクの承認欲求を

最大限に満たせるコンテンツなんです!!

 

 

 

 

 

だからサブカルムカデ委員長こと月ノ美兎はニコニコキッズを中心に大ブームを引き起こし、深層ウェブもといマニアックなサブカルネタにどっぷり浸かったディープウェブアンダーグラウンドも、信仰を集めているんです。

 

 

 もちろん、槍玉に挙げたこの二人以外でも、アングラネタやサブカルネタで信仰を集めるVtuber、ゲーム配信で囲われるオタサーの姫Vtuberはたくさん居ます。

 

 それに、二次元のキャラが3D空間で表情を伴って動くことの可愛さと面白さに惹かれている人がいるのも確かでしょう。

 

 ですが、企業やテレビ、現実の人間にも社会現象として影響を与えるということは、それだけではない。

 過去に社会現象を引き起こした作品と同じで、承認欲求を満たせて気持ちよくなっているオタクくんが居なければそんな社会現象にまでなりません。

 

 

 

 

 記事が長くなってきたので恒例のまとめに入りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 女がゲームやってると下手くそでも上手いって誉める奴、コスプレイヤーとのワンチャン狙ってる囲いと同レベルだよ?

 お前らの間にあるのは二次元か三次元かの壁だけで、本質的に変わらないから

 

 

 提供は、习呆呆とのワンチャンを狙っている夢見る白羊でした。

 それでは、僕がキモオタクや姫 ()の囲いに目を付けられていなければ、次の記事でお会いしましょう。よろしければ、チャンネル登録、Twitterのフォローもお願いします。

滅びに至るDNA

 どうも、三ヵ月ほど夏眠をしていました、夢見る白羊です。

 

 安倍総理が三度目の総裁に総裁に就任したことを受けて、ネット上で憲法改正に関する賛否両論を目にし、思うところがあったので久々に記事を執筆することにしました。とはいっても、これはあくまできっかけであって、今回の記事では政治については言及しません。生き物、とりわけ昆虫と人間に関する話をしていきます。

 

 まず、もっとも繁栄した生き物と言えば人間、と思う方もいるでしょうが実際は昆虫です。地球上に存在するとされる数は比べようがありません。これら昆虫の一部は人間には及ばないまでも、社会性と言われる性質を持つものがいます、ですが基本的には社会性を持てない、分かりやすく言い換えれば助け合って共に生きることができない昆虫がほとんどです。しかし昆虫は生物学者に地球を支配していると言わしめるほどの繁栄をしています。そこで、次にその生存戦略について語りましょう。

 

 昆虫には痛覚や恐怖といった感情がないとされています。この理由は、短いスパンで生きる生物の場合、それが却って生存の邪魔になってしまうからです。「悩んだり苦しんでいる暇があれば、さっさと今を生きることに専念しろ。でなければあっという間に寿命を迎えてしまうぞ」という理屈なんです。これは人間においても、仏陀がマールンキャープッタに毒矢の例えを用い、人生において形而上の物事を考えることの無為さを説いた話からも通じることです。それはそれとして、この寿命が短いことが昆虫という種全体を繁栄へと導いているのです。

 

 人間以外の生き物は基本的に嗜好性が強いと言えます。とりわけ昆虫は、一部を例に挙げればイタドリハムシならイタドリなどの葉、カブトムシやカナブンの幼虫であれば腐葉土等、と食べられるものがとても限られています。そして、人間のように家を建て電化製品を用い、どこでも自分の住みやすいように環境を変える力も持っていないので、住める場所も限られています。さらに親が長生きすると、成長が早いため近親交配のリスクも上がります。なので、短命でなかった場合、どんどん生息域と餌が失われ遺伝的に身体が弱くなり自滅する恐れが高まります。もちろん他の捕食者に襲われる、天候の影響による事故死などもありますが、それらの問題は多産によって解決しているので、寿命を延ばす必要性は生まれません。そして、この生と死のサイクルが早いことが他の昆虫を含む生物、幾多の消費者や生産者の糧となり、回り回って自分たちの種の糧ともなって繁栄したのです。

 

 これらの生存戦略はあくまで、死を前提にしたものであり、社会を持つ人間はむしろ共に生きることによる繁栄を目指した生き物と言えます。しかし、何らかの理由で増えすぎた生き物の末路は大抵食料や生息地の不足、絶対に行わない生物もいますが共食い、などによる破滅です。

 

 ここで話は変わりますが、人間が人間を食べた場合クールー病という脳疾患を患い死に至ります。これはなんらかの突然変異的に生まれた、同種を滅ぼしかねない遺伝子を持つ個体に遺伝子を残させない、自分の種を脅かす進化を止めるための働きだと僕は解釈しています。クモの場合は、自分と同じ生き物なら習性を知っている分狩りやすいという理由で共食いに特化した種に進化した、ユウレイグモやヤリグモなども確かに存在しますが、人間の場合は共に生きる方が遥かに合理的なので、この線を消していました。

 

 しかし、あれこれ不謹慎と理由を付けて不幸を基準にした押しつけを行う人間や、わざと間違った知識を広める人間、足の引っ張り合いをしている人間など、敢えて人間という種を悪い方向へと導こうとしているとしか思えない人々を幾多と見ている内に、増えすぎた生物は、自分たちで自分たちを間引いて、種全体の滅びを防ごうとする進化をしているのではないか、という疑問が生まれました。

 

 憲法を改正することしないこと、どちらが悪いとは言いませんが、こんなことをふと考えました。

 

 

生物学は専攻ではないので、憶測や自論、間違った知識もあると思われます。

この記事を間に受けた人は落ち着いてこのblogのタイトルを声に出して読んでください。

 

 

それでは、僕が生物学の知識豊富なネットユーザーや政治厨にボッコボコに論破され心を折られていなければ、次の記事でお会いしましょう。

自作展翅版「スズメ展翅くん1号」

 タイトルの通り展翅板を自作しました。理由は、展翅版が高い(2~3000円ほど)、自作した方がサイズを調整できる上に安上り(500円ほど)だからです。

 

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(スズメ展翅くん1号と実際にコスズメを展翅したの図)

 

材料

・余り厚くない、好みの大きさの底板×2(片方を半分に切る)

・間に挟む厚み調整の木×2(長さを底板に合わせて切断 or 継ぎ木する)

・百均 or 何かの購入時に着いて来た発泡スチロール(展翅版の幅に合わせる)

これらを、底版、発泡スチロール、厚木、底版の順に、バランスを取って図のように木工用ボンドで組み合わせるだけで完成です。

 

 

 コスズメは小型ということと、ヤママユにも対応できるよう幅を2㎝(実物は2.2㎝)にしましたが、正直広すぎたのと、厚みの計算を間違っていたので、標本から針が大きく出ています。幅は1.4㎝、厚みは現在2㎝なので、2.8㎝にすれば身体の太い蛾でも針を刺したときに蝶と同じ具合になると思います。

 

 木材はパインを使いましたが、それなりに力を入れないと刺さらないのが、板が割れにくいという点ではメリット、最初のテープによる翅の固定に手間取るという点ではデメリットに働いています。