採集日誌 2018/5/12 晴れ 穏やか 午後【野球公園】 夕方【嵐山花道】
【野球公園】
〇クサグモの幼体&亜成体&成体 多数
(同じ種類のクモでここまで成長度合いに差があるのは面白い)
〇コシロカネグモ♀成体
(クサグモほどはいないがやはり珍しくはない)
〇ナナホシテントウの幼虫&蛹
(ゴロゴロいる。不思議なのが蜘蛛の巣の近くに多いこと。蜘蛛はテントウムシを食べない?テントウムシの片利共生か?)
〇ハンノキカミキリ
(これまた山地のカミキリ、近くに食性の植物はなかったはず。三つの意味で珍しい)
〇ムーアシロホシテントウの幼虫(暫定)
(かなり珍しい。発見は幼稚園児の頃以来。他のテントウムシの幼虫たちとかけ離れた、余り他に虫のいない原っぱに居た)
〇イタドリハムシの幼虫
(脚が短く、尾が曲がり、アブラムシではなく葉を食べていることからテントウムシの幼虫ではない。ハエについて調べていたところイタドリハムシの画像が出、偶然幼虫の特徴が一致してたため同定)
【嵐山花道】
(どこにでもいる虫でも初めての遭遇はメモしよう)
〇ハナグモ♀成体
(去年の秋は見つけられなかったが今年の春ついに発見。ありふれたクモという割にはクサグモなどのクモと比べ明らかに個体を見かけない。待ち伏せが主体とはいえ瞬発力はあるのでネットがないと捕獲は難しかった)
【感想】
平地では珍しい虫が多いということは、近場に雑木林でもあり、そこにいる多くの個体の一部が飛来していると思われる。もしくは木材の加工所でもあるのか。
それとハナグモはやはり花、それも白いものの上にいた。体色を鑑みれば葉の上の方がよほど目立たないはずなのにあえて花びらで待ち伏せをするということは、主に鱗翅目、ハチ目を捕食対象にしているということか。この疑問は飼育の中で解決したい、というよりもしなければ飢え死にを待つことになってしまう。
一度探索を終えた場所でも、季節が移ればまた別の出会いがある。
次回はエサの調達をメインにしなければ…