採集日誌 2018/5/19 晴れ 風強め 午後 【くつわ池自然公園】 ※一部未同定
〇ハネビロハナカミキリ ×3
(山地では珍しくないと話に聞いていたが、本当に群生地を見つけたわけでも狙って探したワケでもないのに3匹も見つけられた)
〇ジョウカイボン ×2
(正直鮮やかな発色のカミキリ以外に興味がないため普通にハネビロハナカミキリだと思いスルーしており、自宅で写真を確認しているときにジョウカイボンだと気が付いた)
〇シャクガの幼虫
(同定できなかったので成虫まで飼育予定←失敗、クリの木の上に居り、他の虫を探したところ近くにカラカニグモがいた)
〇カラカニグモ
(カニグモを発見できた嬉しさから野外にも拘わらず奇声をあげてしまった。当初はガザミグモだと思っていたが、腹部と模様の違いからカラカニグモだと判明した。飼育日誌)
〇ヤマシロオニグモ♀セジロ型亜成体(飼育中に脱皮し判明)
(カニグモのように葉っぱの裏で縮こまっていたが大型のため比較的見つけやすかった。夜行性でコガネグモ特有のデカい円網を張るので夜間にライトを使えば簡単に見つかると思われるた。生まれて初めてオニグモを見たが、コイツは平地でも見かけられる普通種。飼育日誌)
〇キンイロエビグモ♂
(個体によって色の差異があるクモ、おそらく亜成体だったが色に変異がないためリリース。帰宅後に色の変わるタイミングが成体への脱皮時だった可能性に気が付きへこんだ)
〇キンモンガ
(パッと見チョウのキレイな黄色の蛾。山中では目立つ色な上に個体数が多く珍しくはないが、平地では見かけられないため初見のワクワク感は異常)
〇ジャノメチョウ
(ヒメウラナミジャノメは見つけていたため、その大きさのギャップに驚いた。というか科が違うことにやっと気が付いた)
〇蛾
(未同定。樹皮そっくりだが葉っぱに止まっていたためなんとか見つけられた。)
〇ジャノメチョウを捕食するハエサキグロムシヒキアブ
(未同定。獲物を咥えたまま素早く飛ぶ謎のハエ。ジャノメチョウがいると思って近寄ったら変なハエがいたため普通に驚いた。)
時間帯が午後だったため、余り蝶を採集できなかったのが残念。大型の黒いチョウとオレンジの蝶が居たが、捕獲できなかったためなんのチョウだったのかは分からない。
ウワサによるとカブトムシなども採れるらしいので、夏に複数人で泊まり込みの予約をすればそれなりの収穫はあると思われる。
チョウの採集は山地の開けた場所が適しているので、数少ない穴場のはず?
次は本格的な山で採集をしたいと思うが、前みたいに自転車を押して抱えて登って降りてではそんな余裕はないため、アシの問題をどうにかしなくては…
何はともあれカニグモを見つけられたのでご満悦。